冬になると気になるのが、お肌やのどの乾燥。
「どうせ買うなら、ちゃんと加湿できて、お手入れがラクなものがいい…」という方に人気なのが、象印のスチーム式加湿器です。
その中でも、2025年モデルとして登場したのが
- デザイン家電ライン「STAN.」の EE-FA50
- コスパと実用性が魅力の EE-DF50
の2つのモデルです。どちらも4.0Lタンク・加湿量480mL/hで、木造8畳/プレハブ洋室13畳まで対応するスチーム式加湿器という点は共通しています。
一見よく似ていますが、実は「デザイン」「操作パネル」「静かさ」「タイマーやモード」「価格」などに違いがあります。この記事では、女性目線でも分かりやすいように、その違いをやさしく解説していきます。
まず結論:インテリア重視ならEE-FA50、コスパ重視ならEE-DF50
ざっくりまとめると、選び方のイメージはこんな感じです。
- EE-FA50(STAN.シリーズ)
→ 見た目のデザインと静音性を重視。
「リビングや寝室に置きっぱなしでもおしゃれに見せたい」という方向け。 - EE-DF50
→ ボタン操作で分かりやすく、価格もややおさえめ。
「家族みんなで使いやすく、機能とコスパのバランスを大事にしたい」方向け。
どちらも「しっかり加湿できて、お手入れが簡単」という基本の部分は同じなので、デザインや使い方の好みで選んでOKです。
EE-FA50とEE-DF50の共通点
共通の基本スペック
- 加湿方式:どちらも スチーム式(加熱式)
- タンク容量:4.0L
- 定格加湿能力:480mL/h
- 適用床面積の目安:
- 木造和室:〜8畳
- プレハブ洋室:〜13畳
- 消費電力(加湿時):約410W
どちらにも共通している良いところ
- スチーム式で清潔感◎
水を一度沸とうさせた蒸気で加湿するので、雑菌が心配な方でも使いやすいです。 - フィルターなしでお手入れ簡単
フィルターがない構造で、タンク内のクエン酸洗浄など、シンプルなお手入れで使い続けられます。 - 安全面の配慮もしっかり
チャイルドロック、ふたのロック、転倒時の湯もれを抑える構造など、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使える工夫が入っています。 - 自動加湿機能つき
部屋の湿度や温度を見て「しっかり/標準/ひかえめ」など、自動で調整してくれる機能も共通して搭載されています。
「きちんと加湿できる?」「お手入れ面倒じゃない?」という一番気になる部分は、どちらを選んでも同じレベルで安心して使えるイメージです。
EE-FA50とEE-DF50の違いを早見表でチェック
スペック・機能の主な違い
| 比較ポイント | EE-FA50(STAN.) | EE-DF50 |
|---|---|---|
| シリーズ | デザインライン「STAN.」 | 通常の生活家電ライン |
| 見た目 | すっきり四角いシンプルデザイン。インテリア家電っぽい雰囲気 | 従来のポット型デザインでなじみやすい形 |
| カラー | ブラック/ホワイト | グレー/ホワイト |
| 操作パネル | 透過式タッチパネル。電源オンで表示が浮かび上がるタイプ | ボタン+ランプのシンプルな操作パネル |
| 湿度表示 | デジタル表示(数値で湿度などを確認) | ランプ表示(目安で湿度を確認) |
| 静音性 | 湯沸かし音・運転音ともに静かな「静音設計」 | 長時間加湿&就寝時に配慮した静音モード搭載 |
| 運転モード | 自動加湿3段階が中心のシンプル構成 | 強・中・弱など連続運転モードがあり、最大32時間の長時間加湿が可能 |
| タイマー | 切タイマー中心(シンプル) | 入タイマー(4・6・8時間)+切タイマー(1・2・4時間)で細かく設定可能 |
| サイズ・重さ | 24.5×24×37cm/約3.3kg | 24×27.5×36.5cm/約2.9kg |
| 価格帯の目安 | やや高め(デザイン家電価格) | EE-FA50よりやや安く、コスパ重視向け |
EE-FA50(STAN.)の特徴とおすすめポイント
1. インテリアになじむおしゃれなデザイン
EE-FA50は、象印のデザインシリーズ「STAN.」から発売されているモデルです。
すっきりした四角いフォルムとマットな質感で、「いかにも家電」という感じが少なく、リビングや寝室に出しっぱなしでもインテリアになじみやすいのが魅力です。
「加湿器も見た目重視で選びたい」「モノトーンインテリアが好き」という方にはとても相性の良い1台です。
2. 透過式タッチパネルでスッキリ見える
操作部分は、電源を入れたときだけ表示が浮かび上がる透過式タッチパネル。
使わないときは表示が消えているので、前面がごちゃつかず、すっきりとした印象になります。
3. 静音性が高く、寝室にも使いやすい
湯沸かし音や加湿中の音を抑えた「静音設計」で、寝室や赤ちゃんのいるお部屋でも使いやすいよう工夫されています。
「音に敏感で、ブーンというモーター音が気になる…」という方は、静かさを重視してEE-FA50を選ぶのがおすすめです。
4. EE-FA50が向いている人
- インテリアになじむおしゃれな加湿器が欲しい
- リビングや寝室に出しっぱなしにしても気にならないデザインがいい
- 寝ているときの音が気になるので、できるだけ静かなモデルを選びたい
- 多少価格が高くても、デザインと静音性を重視したい
EE-DF50の特徴とおすすめポイント
1. ボタン操作で家族みんなに分かりやすい
EE-DF50は、従来からある象印のスチーム式加湿器の流れをくむ「スタンダードモデル」です。
タッチパネルではなく、ボタンとランプ表示のシンプルな操作パネルなので、機械が苦手な方でも直感的に使いやすいのが特徴です。
ご家族で共有する場合や、ご両親へのプレゼントとして選ぶ場合にも安心して渡せるタイプです。
2. 長時間加湿と細かいタイマー設定
- 強・中・弱などの連続運転モードがあり、最大32時間の長時間加湿が可能
- 入タイマー(4・6・8時間)と切タイマー(1・2・4時間)を組み合わせて、生活リズムに合わせた使い方ができます。
たとえば、
- 「寝る前に弱モード+切タイマーで、朝までしっとり」
- 「仕事から帰る時間に合わせて入タイマーをセット」
といった使い方がしやすいです。
3. 価格をおさえやすく、コスパが良い
スペックはEE-FA50とほぼ同等なのに対し、価格は少し抑えめで販売されていることが多く、性能と価格のバランスが良いモデルです。
「見た目よりも中身とコスパ重視」「家族のために実用的な1台が欲しい」という場合には、EE-DF50のほうが選びやすいと思います。
4. EE-DF50が向いている人
- リビングなど、家族みんなが集まる場所で使いたい
- ボタン操作のほうが分かりやすくて安心という方がいる
- 長時間運転やタイマーを細かく使い分けたい
- できるだけ予算を抑えつつ、しっかり加湿したい
迷ったときの選び方チェックリスト
見た目で選ぶなら
- インテリアに合う、シンプルでおしゃれな見た目がいい
→ EE-FA50(STAN.) - 家電らしい見た目でもOK。置き場所はリビング中心
→ EE-DF50
使う場所・使い方で選ぶなら
- 寝室メインで、静かさやデザインを重視したい
→ EE-FA50 - リビングや子ども部屋など、家族みんなで使いたい
→ EE-DF50
価格で選ぶなら
- 少し高くてもデザインと静音性を優先
→ EE-FA50 - できるだけお得に、でも性能はしっかり欲しい
→ EE-DF50
まとめ:どちらを選んでも「しっかり加湿&お手入れラク」なのが象印の安心感
EE-FA50とEE-DF50は、
- どちらも4.0Lタンク・加湿量480mL/hのスチーム式
- フィルター不要でお手入れが簡単
- 子どもがいる家庭でも安心して使える安全設計
といった、加湿器として大事なポイントはしっかり共通しています。
そのうえで、
- デザイン性や静かさを大切にしたいなら EE-FA50
- 実用性とコスパの良さを重視するなら EE-DF50
というイメージで、ご自宅のインテリアやライフスタイルに合うほうを選んでみてくださいね。


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